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病気にきづくまで

2008年11月08日
いつから病気なのか、さだかじゃないけれど10年くらい経つんじゃないかと思う。

それが「病気」なんだと気付いたのは2008年になってから。

「気付いた」というより「気付かされた」「思い知らされた」と言う方が正しいと思う。

2007年。大恋愛をした。相手は3週間だけ仙台に研修できていた男性。
趣味も、考え方も、受けてきた傷も全てが理解し合えた。
私には相手がいた。もうすぐ同棲予定の。10万程かけ家具などを買って引っ越しをする予定だった。
その人にはお金がなかったので私が全部払った。合わせて仕事も変えることになっていた。
彼にも相手がいた。遠距離中の。さめていたようだった。

彼は横浜の人。
帰る日の朝、ビジネスホテルで一緒に目覚め、準備をしている彼に言った。
「私の彼氏になって」
人生で初めての告白だった。
彼の答えは「いいよ」。

それから数日のうちにお互いの相手と別れ、遠距離恋愛が始まった。
2007年7月のことだった。

私は仕事が忙しく、朝5時に起き、家に帰るのは2時。
休みも月に2回ほど。
体も壊し、血を吐いたり、点滴を打ちながらどうにか12月まで仕事を続けた。
ある日耐えがたくなり、上司と大ゲンカの末会社を辞めた。
最終新幹線はなく、そのまま車で横浜へと飛ばした。
初めての首都高。初めての行動力。
どうしても会いたかった。遠距離なのにだんだん深まっていった絆にふれたくて。
どうしても一人でいたくなくて。

それから同棲がはじまり、結婚を決めた。
しかし元々自分が仕事人間。急に無職になると怖い。
彼の仕事はSE。帰りも遅い。一緒に住んでいるのに数時間しか一緒に入れない。
あとは寝るだけ。
二人が住んでいたのはワンルームマンション。
家事にもキリがある。

2週間ほどでわたしも暇になり、併せて情緒不安定になっていった。

横浜に越して1か月ほどでIT関係の仕事を見つけ、働くようになったものの
最初は定時退社。

家に帰ってご飯をつくってまっていてもゆうに5時間以上一人だった。
越したばかりで友達もいなく、何も楽しいことなどなかった。

「早く帰ってきて」と要求するようになっていった。
それはわたしが仕事にも慣れ、帰りが終電あとになっても続いた。
「また遅いのではないか」「またあの虚しさを味わうのか」と思ったら毎日が怖かった。
仕事中携帯が鳴るたび、障害かなにか起きて帰れないという連絡なような気がして気が気じゃなかった。
早く帰らないよう仕事も増やしてもらった。
早く帰らなきゃいけない時には飲みに行った。
一日数時間しか寝ていなかった。
一日中PCに向かいあっているのに肩こりの私が肩すら凝らなかった。
ただ、怖いことが起こらないよう祈っていた。
疲れなんて感じていなかった。
それどころじゃなかった。
ただただ、寂しいとか虚しいとかを感じなければ自分の体に負担がどれだけかかってもよかった。

そのうち私の要求は悪化し、時悪くして妊娠。仕事していてもこんな思いをするのに子供なんて。
まだまだ働きたい。一人は嫌。
妊娠発覚が3月。
4月に堕胎する。
仕事も休みがち。何月からか覚えていないけれど21:15には家にお互い帰ろうと約束をしていた。
私の体に変化が現れ、態度も変わったからだ。
動悸・耳が聞こえなくなる。胸が痛くてしかたなくなる。死にたくなるなど。
なんどか薬を大量服薬して意識朦朧で家にいたこともあった。
死ぬと言って彼を何度も困らせた。
痛む胸を紛わせれればなんでもよかった。
それでも、その約束を守ってくれないのではと考えては同じ症状に悩まされた。
彼が会社にいってしまうのが怖くて、特に手術後は家で安静にしていて
看病してもらうために休んでもらっていた。
お金のことやそんなことまで頭が回らなかった。
ただ愛する人にそばにいてほしかった。
胸が痛まなければそれでよかった。

そんな状況が続き、彼が病院を進める。
私はショックだった。何一つ悪いことをしてるつもりがなかったから。
帰ってこないのが悪い。そう思っていた。

薬はのみたくなかったので催眠療法をした。
1回2万。心と体が疲れきっていると言われた。
どこまで本当かわからなかったが。

しばらくしても良くならないので病院に通った。
私が折れた。
診断は「全般性不安障害」
2?3か月で治るとのこと。
薬の副作用でだいぶやせた。

それを見ていた彼の顔は曇っていた。
悲しそうに私を見ていた。
平気なふりをしていればいるほど、なんでも通じ合える二人だからか
彼が悲しい顔をしていく。

すぐ治らなければ、彼も会社に行けなくて困っていた。
薬を飲んでもよくならない私。

二人の先は真っ暗だった。





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